瀬戸内の民泊はどこに集まっているか
高松・尾道・直島・小豆島。島と港町に届出が集中する構造を数字で見る。
公開 2026-07-13
このサイトは瀬戸内から収録を始めた。理由は単純で、届出の分布に地形がそのまま出る地域だからである。
港町と島に集まる
瀬戸内の届出住宅は、平野部に均等に散らばらない。フェリーの発着する港の周りと、島に集まる。高松、尾道、直島、小豆島。この4つを見れば構造がわかる。
- 高松:四国側の玄関口。港と駅の周辺、栗林公園の周辺に集中する。ビジネス需要と島への乗り継ぎが重なる。
- 尾道:斜面に空き家が多く、改修して届出する例が多い。1件あたりの規模は小さい。
- 直島:人口に対する届出密度が突出する。美術館の来訪者が滞在するため。
- 小豆島:面積が広く、集落ごとに分散する。車での移動を前提にした立地。
密度で見ると別の順位になる
件数の絶対値では県庁所在地が上に来る。人口あたりで見ると、島が上に来る。どちらが正しいということはなく、見たいものによる。
- 事業として市場規模を見るなら、件数
- 供給の飽和を見るなら、人口あたりの密度
- 参入余地を見るなら、前年比の増減
ランキングでは件数と増加率の両方を出している。
事業者の集中度
瀬戸内は個人の届出が多い地域である。空き家の所有者が自分で届出をして、繁忙期だけ貸す。一方で、複数物件を持つ法人が特定の市区町村に固まっていることもある。
市区町村ページの「事業者上位」で、上位法人が何件持っているかを見てほしい。上位3社で市区町村の1割を超えるなら、その地域の供給はその会社の判断で動く。
季節
瀬戸内は春から秋に需要が寄る。届出のタイミングもそれに先行する傾向がある。月次推移で新規の棒が立つ月を見ると、いつ準備が動いているかがわかる。
ここで挙げた傾向は、収録済みのデータから読めるかぎりのものである。数字の裏づけは各市区町村ページで確認してほしい。